アメリカの歯科事情ークリーニングと虫歯治療

歯のクリーニング LA生活
歯のクリーニングの様子

私がアメリカに来て感動したことのひとつに、虫歯治療が1回で終わる!ということがあります。今回は、歯のクリーニングと虫歯治療についてご紹介します。

歯のクリーニングは半年に1回

アメリカでは、子どもの時から平均年に2回は歯のクリーニングに通うのが一般的です。私の通っているところでは、最初に歯科衛生士さんにクリーニングをしてもらい、最後に歯科医が診察する、という感じです。1年に1回はレントゲンを撮って、問題が隠れていないか確認します。

子どもたちも、最初はドキドキしていましたが、今はだいぶ歯のクリーニングに慣れてきました。でも、娘はクリーニングの後のフッ素塗布がいやだ、味が苦手だといつもぼやいています。クリーニング後に、すぐ次回の予約を取ってグーグルカレンダーに入力しておけば、忘れずにすむので楽です。

歯の健康状態を常にチェックできるというのは、とても良いことですね。

あっと言う間の虫歯の治療

一度「虫歯があるね」と言われ、ドキッとしましたが、「ちょっと処置するね」と言って、ものの5分ぐらいで治療が終わってしまいました。ほんの初期だったからかもしれませんが、これにはびっくりしました。

歯医者の診察室から見える水場。小鳥さんが可愛い!

日本にいた頃は、虫歯がひとつ見つかると、直すのに何度も通わなければなりませんでした。20年ほど前ですが、奥歯にクラウンをかぶせた時は、4カ月ぐらいかかった記憶があります。こちらでは、歯のクラウンも、2回通って、2週間で終わりました。とにかく早くて感動です。

かつて治療していた歯の詰め物が取れてしまった時も、1回で治してくれました。長期にわたる治療のストレスがないのは、本当に助かります。

余談ですが、診察室から見える中庭に水場があって、そこに小鳥が水浴びに来るのが可愛くて、いつも行くのが楽しみです。

歯科衛生士さんを選んでも大丈夫

この歯医者には以前、「ブラディ・スーザン(仮名)」と私が勝手にあだ名をつけて恐れていた歯科衛生士さんがいました。スーザンに歯のクリーニングをしてもらうと、とにかく痛くて、血だらけになるのです。そこで、私はクリーニングを予約する際「スーザン以外でお願いします。」とこっそり頼むようになりました。それはどうやら私だけではなかったらしく、しばらくするとスーザンは受付で勤務するようになっていました。

歯科衛生士さんと相性が合わないときは、美容師さんを指名する感覚で、別の方をリクエストすることもできるのです。

歯の健康がとても重視されているアメリカ。今後、インプラントや歯科矯正についても、お伝えしていきたいと思います。

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