アメリカの小学校の宿題事情

LA子育て

久しぶりのブログ更新です。休んでいた間、日本に一時帰国したり、ドタバタとした日々を過ごしておりました。こちらでは8月下旬から新学期がはじまり、宿題も本格化してきましたので、宿題事情についてお話しできればと思います。

アメリカの宿題はこんな感じ

息子は小学校低学年ですが、平日は毎日の宿題はこんな感じです。

  • PC学習(英語)20分
  • 読書20分
  • 読んだ本の感想文1ページ
  • 算数のプリント2ページ

これ以外に、PC学習として算数と英語を追加でやることもあります。

息子は他にも日本語補習校の宿題(だいたい毎日20~30分)があるので、1時間半ぐらいは宿題をやっていることになります。

机に向かうことが戦い

ちゃっちゃとこなせばそれほどの量ではないかもしれませんが、そんなにスムーズにはいかないのが困りもの。ひとつ終わったら「休憩~」とのんびりしてみたり、「お腹空いた~」と冷蔵庫をのぞいたり、レゴで遊びだしたり。放っておくと一日のタスクをクリアできないので、机に向かえるようにあの手この手でこちらも応戦。

そこに、水泳などの習い事、お友達と遊ぶ時間など、放課後の予定が入ってくると、さらに時間がきつくなり、「無理―!!」と言って次の日に持ち越すことも。こうなると、翌日はてんてこ舞いになります。

自発的に宿題ができるようになるのはいつ?

土日の間に本を読んでしまうなど、いろいろ工夫をしていますが、本人が自発的に宿題を終わらせるようになるまで、まだまだサポートが必要なようです。

中学生の娘は、パンデミックを経験し、長らくリモート授業だったため、違う意味でサポートが必要でしたが、宿題に関しては小学校高学年ぐらいから自発的に終わらせていました。とはいっても、「これが終わればYouTubeが見られる!」という餌につられていたことは間違いありません。

一人ひとり個性も違うので、息子が自主性を身につけられるよう、見守っていきたいと思っています。

息子の学校は宿題が多い方らしい

ちなみに、息子が通っている学校は、周りの学校と比べて宿題の量が多い方だそうです。娘が中学校(6~8年生)に上がったとき、「小学校の方が宿題大変だったよ。」と言っていたのを覚えています。

今年の夏、一時帰国をした際に、息子は日本の小学校に体験入学をしました。その時は先生から「宿題は提出しなくて大丈夫です。」と言っていただいたので、お言葉に甘えて宿題をやらずに遊びほうけていました。なので、どんな宿題だったか定かではないのですが、日本の小学校の宿題事情はどんな感じなのか興味があります。私立か公立か、また担任の先生の方針などでもまた変わってくると思いますし、中学受験の対策で塾通いが早めに始まるというお話もききますので、一概には言えないかもしれませんね。

「私は子供に宿題をさせない」と言っていたお母さん

娘が小学校低学年の時、同じクラスの女の子のお母さんが、「私は子供に宿題をさせるのをやめたの。」と言っていました。毎日、「やりなさい!」「いやだ!」のバトルに疲れ、親子関係が壊れる危機を感じたそうです。それ以降は、その子が趣味に没頭できる環境を整えてあげていました。私は、「あっぱれ~」と讃嘆のまなざし送ったものです。現在、その女の子はどうなっているかというと…超優秀です。それが宿題とどんな関係があるか分かりませんが、子育てに対するお母さんのぶれない姿勢には、学ぶものがあると思いました。

宿題の思い出

私自身は、やや放任気味で育てられたので、いつも自分から宿題をしていました。さもなければ、自分が先生から叱られ、いやな思いをするだけだったので仕方なく…。夏休みなどは、最初に宿題を全部終わらせてしまって、ほっとしてから羽を伸ばして遊びまくるタイプでした。

今でも、仕事をするときは、一刻も早くほっとしたいがために、とにかく早く終わらせようとします。在宅ワークで好きな時に仕事ができてしまうので、時には締め切りまで時間があるのに、翌日ゆっくりしたいがために夜中まで仕事をしてしまうことも。これでは本末転倒と思いつつ、持って生まれた性分はなかなか変えられないようです。

子供たちは、どちらかと言えばギリギリまでやらないタイプ。親としてはやきもきしますが、これも子供たちの個性でしょうね。

子供たちには、宿題という一つのタスクを通じて、それぞれ心地いいスタイルを見つけてくれたらいいなと思っています。

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