春休みも終盤ということで、週末にロサンゼルス動物園に行ってきました。10年以上前のものすごく暑い日に行ったきり、ご無沙汰だったので、すべてが新鮮でした。今回は涼しくて気候もちょうど良く、1日中思いっきり楽しめました。
ロサンゼルス動物園の基本情報
ロサンゼルス動物園は、1966年11月28日に開園しました。園内には270種以上、2,100頭以上の哺乳類、鳥類、両生類、爬虫類が飼育されており、そのうち58種以上が絶滅の危機に瀕しているそうです。年間180万人近くが訪れるロサンゼルスの人気スポットとなっています。
【基本情報】
- 開園時間: 午前10時から午後5時
- 休園日: サンクスギビングとクリスマス(12/25)
- 入園料: 大人(13~61歳)$22、シニア(62歳以上)$19、子ども(2~12歳)$17、乳幼児(0~23カ月)無料 ※2024年4月現在
- 駐車場: 無料
- 住所: 5333 Zoo Dr, Los Angeles, CA 90027
- ホームページ: https://lazoo.org/
たくさんの動物たちと出会う
園内は、アフリカの動物がいる場所、鳥類がいる場所、爬虫類がいる場所など、いくつかのセクションに分かれています。
華やかなフラミンゴたちがお出迎え。首をふって不思議な動きを見せるフラミンゴもいて(インスタ動画あり)、眼がくぎ付けになりました。
こちらの白鳥さんは、写真で見るより大きく感じました。この後、餌をむしゃむしゃ食べるのですが(インスタ動画あり)、とても食欲が旺盛で、優雅な姿とは一味違った面を垣間見ることができました。
こちらのキリンさんたちは、一緒にトコトコ歩いていてとても可愛らしかったです。それにしても、重力に逆らったお姿ですね。
サイがお昼寝をしていました。ぽかぽかと温かい日だったので、とても気持ちよさそうです。
こちらもお昼寝中のバクさん(たぶんバク)。
動物園と言えばゾウさんです。私たちが着いたときには、おそらく係の方が清掃中で、外に出ていなかったのですが、少し待っていたらのしのしと出てきてくれました。
他にも、コアラ、カンガルー、オカピ―などもいて、写真に撮ろうとしたのですが、日陰に隠れてあまりはっきり写りませんでした。
休憩エリアでピクニック―お弁当持ち込みもOK
サンディエゴ動物園や多くのテーマパークでは、食事の持ち込みができないことが多いのですが、ロサンゼルス動物園は食事の持ち込みOKです。ただし、ガラス製のもの、使い捨てストロー、アルコールは持ち込み禁止。
園内のあちこちにベンチがあり、場所によってはピクニックテーブルもあるので、家族でのんびりお弁当を広げて食べるのにもってこいです。
もちろん、カフェなどでピザやバーガー、スナックなどを買うこともできます。3時ごろには、ポップコーンやアイスを買う人の列ができていました。
子供のアクティビティにはお土産もあり
園内に設置されたラックに「Helpful Travel Journal」という冊子がありました。アフリカ大陸、アジア大陸、オーストラリア大陸、南アメリカ大陸と、それぞれの大陸ごとに「Journal Entry」のサインを探します。正しいサインをこすると地球マークが出てくる、というものです。最後にギフトがもらえるとのこと。
子供たちは、サインを見つけるたびにコインでこすっていました。娘はギフトについて、「きっとステッカーか何かだろう」とあまり期待していませんでした。ところが、実際にもらえたのが、こちらの双眼鏡です。
覗いてみると、きちんと遠くまで見えるので、「こんないいものもらっちゃった!」と子供たちは大喜び。よく見ると、スポンサーは日本が誇る「HONDA」。さすがです。
10年前の思い出―ワニの柵を乗り越えようとする娘
10年以上前、ロサンゼルス動物園に娘を連れて来たことがありました。とても暑い日で、娘は、あちこちに設置されていたミスト(霧)のシャワーを見つけては、暑さをしのいでいました。
暑さで水を求める娘、ついに奇行に出ます。なんと、ワニさんたちがいる池の柵を乗り越えて中に入ろうとするではありませんか。必死で娘の体を押さえ、止めようとするも、想像以上の力に苦戦する私と、「入るー!入るー!」と叫ぶ娘。地獄絵図に、周囲の人々も固唾をのんで見守っていました。
汗だくになりながら、やっとのことで娘を柵から引きはがしました。「ワニさんがいるからあぶないよ」と説明すると、娘は泣きながら「知らなかった」としょんぼり。
その後、くたくたになって車に戻ると、今度はエンジンがスタートしない。バッテリーが上がった…。日陰もない駐車場で、ただでさえ機嫌の悪い娘と一緒。頭の中で「チーン」という音が鳴り響きました。
その後、どうやって家にたどり着いたのか、あまり記憶がありません。きっとAAA(日本のJAFのようなもの)を呼んだのでしょう。この出来事がトラウマになり、久しくロサンゼルス動物園には足を踏み入れていませんでした。動物園は何も悪くないのですよ。
駐車場から出るのに一苦労
夕方5時の閉園に合わせて、皆がいっせいに帰路につくので、駐車場内で車は大渋滞でした。出口に向かう道に並んでいても、左右からどんどん車が合流してくるので、いっこうに前に進まないのです。一般道に出るまでに30~40分はかかったと思います。
次回は、4時ごろまでに帰ろうと心に誓ったのでした。
ちなみに、入場チケットを取っておくと、1年以内であれば、次回の入場料が大人は3ドル、子供は2ドル割引になるそうです。
2010年よりサンタモニカ在住、仕事はフリーランスです。アメリカ人の夫、小学生と中学生の子供の4人家族です。こちらで生活するなかで感じた日本との違いや、子育てについてのリアルな情報などをお届けしたいと思っています。
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